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NPO法人吉備野工房ちみち

【吉備野工房ちみち】(ハートコーディネーター加藤理事長)

古(いにしえ)ツーリズムプロジェクト


吉備野・総社 みちくさ小道

NPO法人吉備野工房ちみち公式HP

領   域 商工団体等(商工会・商工会議所・商店街振興会等)
自治体との連携
大学との連携(中間支援期間等との連携によるSB講座の実施)
その他(住民参加型の事例など)

1.プロジェクト・取り組みの概要

解決すべき社会的課題 総社・吉備野地域の活性化
プロジェクト・取り組みを通じての成果・効果 まちの人の意識がかわった。
もともと総社にある地域資源の魅力に気づき、
色々なアイデアが内部から出てくるようになった。
実施期間 平成20年度〜
実施主体・組織(複数可) NPO法人吉備野工房ちみち
特にリーダーシップを発揮している機関・人
(人の場合はどの機関に所属している方か、
あるいは過去所属していた方か)
NPO法人吉備野工房ちみち 理事長 加藤せい子 氏
実施場所 吉備野(岡山県総社市、倉敷、岡山近隣地域)
対象(ターゲット) 総社市民、岡山・倉敷市民、観光客
実施手法 オンパク手法を取り入れ、地域内発で様々な体験
プログラムを開催。みちくさ小道はただのイベントでは
なく、商いトライアルの場、研修の場などとなっている
ため、プログラムを通じて地域内のチャレンジを増やし
ていき人材の育成を行う。

”地域が元気になるタネをまこう”
中心となる製品、商品、サービス 様々な体験プログラム、吉備野ブランド商品
(吉備野物語(お饅頭)、吉備野チャリ弁 など)

プロジェクト・取り組みの構造を示す図(スキーム・ビジネスモデル)
スキームビジネスモデル

【吉備野工房ちみち】”地域が元気になるタネをまこう”
【吉備野工房ちみち】”地域が元気になるタネをまこう”

【吉備野工房ちみち】公式ガイドブック
【吉備野工房ちみち】公式ガイドブック

2.プロジェクト・取り組みの推進、複数のセクターの協働について

本プロジェクト・取り組みへの思い、きっかけ

ボランティア活動を長く続けているうちに、総社での地域活動にも関わっていくようになったが、
まちを作っているのは、男性と年配の方ばかりで、若い女性がいないことに違和感を感じ、色々と
勉強を始めた。そんなタイミングで、別府のハットウ・オンパクに出会った。

最初は温泉という資源があるからできることで、総社では無理だと思っていたが、実際に別府に行き、
自身でオンパクを体験し、参加した人たちの話を聞いていると、「あ、なんか総社でもできそう」と直感した。
それから、「みちくさ小道」への取組を開始した。

協働関係がつくられていった理由

「みちくさ小道」は、総社・吉備野全体をミュージアムとし、様々なキーワード(現在実施中のみちくさ
小道のキーワードは、「美」「食」「創」「学」「巡」)のもと、今までとは違う切り口による吉備野の魅力を
心と身体で感じてもらい、新しい自分を見出し日々の暮らしに生かすストーリーを提供するもの。

「みちくさ小道」の実施にあたっては、講師をしてくれる人や、使う資源、そしてそれらをうまくつなぎ合わ
せることが必要だが、長い間ボランティア活動や地域活動に携わっていたため、人的ネットワークもあった
ので、最初は、加藤氏の熱意と努力で、協力者を集めていった。

1回目のみちくさ小道が終わると、次は講師をしてくださった方が周りの方に感動を伝えてくださり、そう
すると、周りから声をかけてくださるようになって、少しずつ輪が広がっていった。

協働するにあたり工夫した点、大切なポイント

とにかく話すこと。
「無理だ、無謀だ」と言われても何回も話しにいくこと。
話すことで、紙の上の平面的な会話だったものが、少しずつ立体になっていく。
そして、自分自身がやり遂げること。周囲が無理だと思うことをやり遂げることで、
理解や協力を得ることができる。

問題や障害が生じた時の解決方法

総社でこのようなプロジェクトを行うのは初めてだったので、第1回みちくさ小道の準備中は、こんなこと
できるはずがないと、周りの人の反対が多かった。加藤氏自身もうまく説明をすることができず、周囲の
心配を取り除くことがなかなかできなかったが、とりあえずやることでしかこの不安は解消できないと思い、
最後までやりきった。

第1回が成功したことで、ようやく「みちくさ小道」の形が見えたため、周囲の方も理解してくださるようになった。

3.成果について

地域に及ぼした影響やインパクト

総社の人たち自身が、総社でもこんなことができるんだという自身を持つようになった。
総社は、岡山の南側にあるまちだが、倉敷−高梁、岡山−真庭と、総社が間にあるにもかかわらず、
通りすぎてしまわれるようなところだった。
それが最近は、「総社」という形を認識してもらえるようになり、他地域から何か一緒にやりましょうと
声をかけてくださるようになった。

SB事業者にとってのメリットや影響

NPO法人吉備野工房ちみちは、設立して2年足らずの組織だが、みちくさ小道を実施するにあたっては、
プログラムのコーディネートや冊子の作成が必要。
前回のみちくさ小道では、25プログラムをコーディネートしたが、これだけのプログラムができるなら、
吉備野工房ちみちに、コーディネーションを頼もうとか研修の講師をお願いしたいとの依頼が入るように
なった。また、冊子作成についても、センスが良いと評判になり、岡山県から冊子作成の仕事をいただき、
自分たちの自信にもつながった。

4.今後について

今後の課題

組織として、実務に追われているのが実情なので、研究やモデル開発などをもっと行っていかなければ
ならない。また、組織の経済的自立に向けてのモデルを作って行く必要を感じている。

ビジョンや目標

「みちくさ小道」は、次へのステップと捉えている。
みちくさ小道にたどりつく10年くらい前、ボランティア活動を始めた当初の思いというのは、
「我々大人は、子供達に、汗をかきながら一生懸命何かを成し遂げるところ、お手本となる背中を見せて
いるだろうか。きっとそれができていないから、子供が加害者となる事件が起こってしまう。今、私たちも
何かやらなければならない。」「子供達にもっと関わって、生まれてきてよかったと思える子供達を増やさ
なければならない。」というものであったので、将来的には、発展途上国でこども達の支援をしたい。
国を問わず子供達に関わる仕事をしていきたい。

5.備考

NPO法人吉備野工房ちみち 代表の加藤氏は、総社内外を心でつなぐハートコーディネーターとして活躍中。
10年前に始めたボランティア活動がきっかけだが、持ち前のパワーと根気、そして色々なことを見聞きしているからこそ生まれる直感を武器に、ゼロから始めたみちくさ小道事業は、現在51プログラムを行うまでに成長している。

■団体概要

実施組織概要A

組織名 NPO法人吉備野工房ちみち 資本金 889万円
従業員数 6名 売上高 12月決算
プロジェクト担当者 理事長 加藤せい子 氏
プロジェクト・取り組みの中での役割、機能 中核的役割、みちくさ小道の企画・運営

実施組織概要B

組織名 一般社団法人水辺のユニオン 資本金  
従業員数   売上高  
プロジェクト担当者  
プロジェクト・取り組みの中での役割、機能 総社と、倉敷・高梁・新見をつなぐプログラムの開発

【岡山県】地域資協働